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イベントレポート

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3月15日(水)松本市議会・建設環境委員会のみなさんとの2回目の意見交換会を行いました。
[2017.03.20]

 3月15日(水)夜、松本市市民活動サポートセンターで、松本市議会の常任委員会のひとつである建設環境委員会のみなさんとの2回目の意見交換会を行いました。同委員会からは全メンバー(議員7名)と事務局の計8名の方々が出席、エネットまつもとからは会員9名が出席し、松本市の再生可能エネルギー地産地消推進計画の普及方法について意見交換しました。
 市民に対する普及・啓発についてと、事業者の取り組みの普及促進の2方向についての具体的な方策と考え方についていろいろな意見交換を行いました。2月2日の第1回目の意見交換会に比べ、活発な議論が交わされたと思います。
 業者メリットとしても優遇税制、エコ・グリーン経営への優遇対応、また、人材育成の重要性などなど具体的な討議もできたかと思います。市民への普及・啓発については、いろいろな考え方やアイデアもでてきましたが、簡単に効果を出すことが難しいと考えます。
 市が本気で取り組むことが、一番大切だと実感し、市議の皆さんとの意見交換が定期的に実施できることを祈願して会を終了しました。

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(文・写真 渡辺 勉)

2016年度の第11回学習会開催。今回のテーマは「海の環境問題を考える」です。
[2017.02.23]

●2016年度・第11回学習会
日時:2017年2月23日(木)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

今回のテーマは:
「海の環境問題を考える」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 2月23日(木)、松本市市民活動サポートセンター会議室で2016年度の第11回学習会が開催されました。海をテーマのたくさんの知識や問題提起が学べた学習会でした。
 地球誕生から46億年を、1年に縮めた「地球カレンダー」の話しの導入から、海の生態系、クロマグロでみる水産資源問題、深海は自然エネルギーの宝庫、日本の深海は世界一、そして海洋の汚染問題など、かなり幅広い知識を教授してもらい、とても充実した時間でした。
 学習会の最後に宮澤さんが残してくれた「地球カレンダーの1年の最後のほんの23分に登場した人類の、最後の1秒か2秒に過ぎないわずかな時間の活動が、いろいろな形で海の環境に影響を与えてます。きれいな豊かな海を、将来の子どもたちに残していくことは、私たちの大切な責任と言えるでしょう。」という一言がこころに刻まれました。

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(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

2月2日(木)松本市議会・建設環境委員会のみなさんとの意見交換会を行いました。
[2017.02.03]

 2月2日(木)夜、松本市市民活動サポートセンターで、松本市議会の常任委員会のひとつである建設環境委員会のみなさんとの意見交換会を行いました。同委員会からは議員6名と事務局の計7名の方々が出席、エネットまつもとからは会員9名が出席し、松本市の再生可能エネルギー地産地消推進計画を題材に意見交換しました。
 この計画は昨年7月に策定されましたが、現在のところは方針や目標が示された状態で、具体的な施策や実行計画はこれから着手していくことになります。どんな課題があるか、どんなことに取り組むべきか、主に市民参加・市民協働からの観点を中心に考えを述べました。
 予定していた1時間半はあっというまに過ぎて、議論を深めるところまでには至っていませんが、これをとっかかりにして継続的な協議と具体的な活動計画へと引き続いての協働を進めたいと思いました。

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(文・写真 平島安人)

2016年度の第10回学習会開催。今回のテーマは「地球の歴史からみる地球環境問題 -地球の奇跡-」です。
[2017.01.24]

●2016年度・第10回学習会
日時:2017年1月23日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

今回のテーマは:
「地球の歴史からみる地球環境問題 -地球の奇跡-」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 1月23日(月)、松本市市民活動サポートセンター会議室で2016年度の第10回学習会が開催されました。地球の誕生からひもといて考えてみることで、地球環境の大切さを再認識できた学習会でした。
 宇宙の成り立ち→太陽系銀河の誕生→奇跡の星「地球の誕生」の解説に始まった学習会。太陽からの距離、他の惑星との信じられないバランス、生物の進化を見守った太陽の長寿命、奇跡の衛星「月」の引力の神秘、海できて生命が誕生した奇跡、さらに奇跡的な進化を遂げた光合成生物の誕生、何億年もかけて酸素が育んだオゾン層、オゾン層のおかげで陸上に上がった生物ets、とにかく奇跡の連鎖で生まれた生命の星地球の物語を分かりやすく解説してもらいました。
 1980年代に人類がフロンガスによってオゾン層を破壊しかけ、全世界の生命を絶滅させかけた大事件。そして、温室効果ガスによって異常気象をつくってしまった今日の人類社会。奇跡の星の大切さを今一度確認しないといけない時代だと痛切に感じた学習会でした。
 地球の話しのおまけで、トランプ政権誕生のアメリカの環境政策の今後を考えました。不安なことばかりですが、グローバルのマイナス面をきちんと考え、グローバルとローカルの未来バランスを模索することが大切な気がします。

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(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

10月25日(火)、松本市四賀地区の会田中学校で公開ワークショップ「枯れ木を活かすぼくらの知恵」が開催されました。
[2016.10.30]

四賀地区の森林は面積約6,700と広大で重要な地域資源です。このうち約2,700haがアカマツ林で、かつては住宅用材として盛んに利用され、アカマツ林に生える松茸は四賀の代名詞。ところが、近年マツクイ虫被害が急速に進み、美しい松山が枯れ木の山に変貌しつつあります。一方、この枯れ木を、新たな地域資源として有効利用する動きも出てきています。
 そこで、3年目となる四賀林研グループ主催の会田中学校での公開授業(ワークショップ)は、松枯れ材の製材・加工の利用、バイオマスエネルギー利用の体験ワークショップを中心に計画、地域の未来を担う生徒のみなさんに、地元の森林資源の多様な利用方法について理解を深めてもらいました。

●日時:2016年10月25日(火)13:30-15:30
●対象者:松本市立会田中学校全校生徒及び一般参加者
◎主催:四賀林研グループ
◎共催:自然エネルギーネットまつもと あづみの再活の松プロジェクト
◎協力団体:中信地区環境教育ネットワーク

●授業のテーマ
「枯れ木を活かすぼくらの知恵」
◎授業1
多目的教室にて聴講授業
主催者の「四賀林研グループ」代表の山岸さんのあいさつで聴講授業が始まりました。
最初は、自然エネルギーネットまつもと代表の平島さんによる「自然エネルギーと持続可能な社会の基礎知識」の講座、続いて、あづみの再活の松プロジェクトの佐藤さん(安曇野市耕地林務課)から「松枯れのメカニズムや安曇野市の取り組み」について講義をいただきました。

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◎授業2
木工教室、校舎裏と学有林を利用してのワークショップ
●1年生
簡易製材機を使って松枯れ材の製材を実際に体験

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●2年生
薪割り・竹割り体験、ロケットストーブ実演、モミガライト着火体験&モミガライトクイズ

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●3年生
木工教室で、松枯れ材を使ってアカゲラ(キツツキ)の巣箱制作

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あいにくの雨模様でしたが、簡易テントとビニールシートを使ってなんとか屋外での体験授業を実施。おっかなびっくりの製材・薪割り体験、初めて見る稲のもみ殻でできた固形燃料モミガライトの体験などを通して地域にあるものを活用した取り組みに少しでも触れてもらえたと思います。モミガライトってなに?をクイズ形式で紹介してくれたエネットの岡さんテントはかなり盛り上がっていました。
木工教室の巣箱づくりも、班ごとにみなさん楽しそうに取り組めたようです。

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(文・写真 広報チーム渡辺)