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イベントレポート

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2018年度の第7回学習会開催。今回のテーマは「山(森)と社会をつなぐことで生まれる循環、その循環の必要性」です。
[2018.11.04]

●2018年度・第7回学習会
日時:2018年10月19日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

テーマ:
『山(森)と社会をつなぐことで生まれる循環、その循環の必要性』-ソマミチが目指すもの-

担当講師:原 薫さん(株式会社柳沢林業・代表取締役)

 今回の学習テーマは「山(森)と社会をつなぐことで生まれる循環、その循環の必要性-ソマミチが目指すもの-」。講師に、株式会社柳沢林業・代表取締役で一般社団法人ソマミチの代表・原薫さんをむかえて、山が基準『ソマのミチから、始める暮らし。』についてお話を聞きました。
 杣(ソマ)とは、古代・中世の日本で国家や貴族・寺社が所有した山林のことであり、その杣から切り出された木材のことをいい、近代では林業従事者のことを杣と呼ぶようになったそうです。
そんな、杣が手を入れ、暮らしに活用してきた山の恵み。その恵みの循環を守ってきた先人からのつながりを今こそ大切に、社会のなかに組み入れたいと活動が始まった「ソマミチプロジェクト」は、林業、製材業、家具制作・設計・建築業といった木に関わる多様な人々によって生まれ、今は、活動を定着させるため一般社団法人化して、「木を使う社会の仕組みをつくる。」を合い言葉にいろいろな活動・取り組みを行っている話を原さんから伺いました。
 エネットまつもとと共通の理念「(地域に)あるものを活かすくらし」そこから生まれる豊かなコミュニティの話は、まったく共感するものでした。

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後半にはソマミチの5つのビジョンを参加者で共有しました。
【1】経済のリデザイン
林業を通じて、地域経済の自立的発展を促します。
【2】シェアフォレスト
森の恵みを享受できる共有参画の輪を広げます。
【3】ソマミチコミュニティづくり
多世代交流と他地域交流の拠点を作ります。
【4】カスケード利用
山の恵を余すことなく活かします。
【5】ライフスタイルの提案
杣の道に繋がるライフスタイルを提案します。

活かし生かされ、与えたものが還ってくる循環、いのちのつならりでできあがっている全体の循環と調和について、再認識できた学習会です。

(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

10/20(土)阿南町のホームセンターHO-EIで「マイロケットストーブ」を作ろうWSを開催
[2018.10.23]

長野県南の県境・阿南町にある地元密着のこだわりホームセンター「HO-EI」の秋祭りイベントでロケットストーブづくりを開催。隣村の天龍村地域おこし協力隊4名を含め7名の参加者で5台のロケストを作りました。途中からは気心も知れ、皆さんで協力しながらスムーズに作業ができたと思います。買い物のお客さんも、「何つくってるの?」と興味津々で質問してくる方も多く、デモンストレーションでお湯を沸かすと燃焼の良さには感心してもらえました。

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(レポート文 渡辺 勉)

9/19(水)ソーラーシェアリングの実例を聞く説明会を松本市四賀支所で開催。
[2018.09.20]

9/19(水)夜、エネットまつもとと自然エネルギー信州ネットの主催で「農地を活かしながら営農型太陽光発電ソーラーシェアリング実例を聞く相談会」を四賀地区で開催しました。講師は自らソーラーシェアリングを導入して有機農法で水稲栽培をしている合原亮一さん(合原有機農園代表、自然エネルギー信州ネット・NPO法人上田市民エネルギー「相乗りくん」理事)。

 地元の方、金融機関の方をはじめソーラーシェアリングに興味をお持ちの26名の方が参加。テレビ松本、信毎の取材も入りました。
 ソーラーシェアリングについて、合原さんのご自分の体験実例紹介、事前にまとめたQ&Aの紹介、質疑応答など約1時間半の説明会。「費用は?」「問題点は?」「申請は?」などまだまだ広く周知されていないソーラーシェアリングには、疑問もいっぱいです。

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 最後に信州大学の茅野先生に総括いただき、実際にチャレンジしたい方の相談は自然エネルギー信州ネットが受けると告知し終了しましたが、実際のアクションへ踏み出していただく支援はこれからがスタート。
 とにかくソーラーシェアリングの可能性に触れることができた時間だったことは確かです。

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(文・写真 渡辺 勉)

9/9(日)しおじりイーライフフェア2018に出展。
[2018.09.10]

 9月9日(日)に塩尻総合文化センター&塩尻市体育館で行われた「しおじりイーライフフェア2018」に出展。会員の丸山鉄工所の丸山さんが薪ストーブとピザ専用薪ストーブを展示。実際に手作りピザを焼いての実演展示だったことで、多くの方に興味を持ってもらえたようです。
 エネットまつもとテントの隣は、エネット会員の藤澤さんによる真空管ヒートパイプ式の太陽光温水器の展示出展。こちらも多くの方が商品説明を聞きに来られていました。

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(文・写真 渡辺 勉)

2018年度の第3回学習会開催。今回のテーマは「化学物質と環境汚染-プラスチックをめぐって-」です。
[2018.06.26]

●2018年度・第3回学習会
日時:2018年6月25日(月)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

テーマ
「化学物質と環境汚染-プラスチックをめぐって-」 
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 今回の学習テーマは「化学物質と環境汚染-プラスチックをめぐって-」。過去から現在に至るまで、人類が作りだし、使用してきた様々な人工物質が、地球環境、健康等に大きな影響を与えていることを再認識しました。50年代以降アメリカの使い捨て文化をつくりあげ、最近ますます激増するプラスチックが世界的な大きな問題となっていること、原油からつくられるプラスチック類は、とても安く大量につくることができるので経済成長には欠かせないものだということなどを実感しました。
 環境汚染の大きな原因でもある包装材プラスチックの削減に取り組む国が増えつつある現在、経済第一主義の日本の取り組みは遅く、非積極的だということが心配ですし、今こそリサイクル先進国日本の出番ではないのか。と感じた学習会です。

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★詳しい内容は添付のレジュメをご覧ください。

(レポート文・写真 広報チーム渡辺)