自然エネルギーネットまつもと
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イベントレポート

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2014年度の第8回学習会開催。今回のテーマは「バイオマスを考える」です。
[2014.11.29]

●2014年度・第8回学習会が開催されました。

日時:2014年11月28日(金)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ1:
「生物資源(バイオマス)を考える」
テーマ2:
「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書紹介、気候変動枠組条約締約国会議(COP)の状況等」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 11月28日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第8回の学習会が開催されました。
今回の主テーマは【松本市自然エネルギー講座とのコラボ企画】で「生物資源(バイオマス)を考える」。大規模にCO2を吸収してくれるのは森林のみであることを再認識し、世界と日本の森林事情について学びんでから、バイオマス利用の利点と問題点について多方向から考えました。
また、松本市での事例として「松本市クリーンセンターのゴミ焼却発電」「松本市下水処理場の消化ガス発電」のシステムと概要説明を受けました。
 テーマ2としては、最近発表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書の解説と日本における自然エネルギー全量買取の電力会社の買い取り拒否問題について学びました。

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 学習後、参加者でバイオマス、IPCC、電力会社の買い取り拒否についていろいろな意見交換がなされましたが、電力を中心にエネルギー自給ができるモデルコミュニティの実現がこれからの地域再生の鍵になるだろうとの意見が多数出ました。

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 森を大切に守り、エネルギーを大切につくり出し、そして大切に使うことができるコミュニティの創出が、持続可能で素敵なくらしの第一歩になるように思います。
詳しくは下記pdfをご覧ください。

(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

11/7(金)、自然エネルギーネットまつもと&長野県松本地方事務所環境課の第4回ミーティングを開催しました。
[2014.11.08]

自然エネルギーネットまつもと&松本地方事務所環境課
第4回ミーティング
日時:2014年11月7日(金)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

11月7日(金)、松本市市民活動サポートセンターで地方事務所との4回目のミーティングを開催。松本地区で2012年につくられた「松本地域ビジョン」の実現のためにエネットまつもとになにができるか。今回は、地方事務所環境課との具体的な協同イベントを練り上げるため、エネットまつもとの掲げる「地域にあるものを活かすくらし」に関わる事例発表を通して、事業テーマを模索するためのミーティングでした。

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長野県松本地方事務所の環境課から2名、エネットまつもとからは7名が参加。環境課とエネットまつもとそれぞれからの事例発表として、他県での参考になる取り組み、木質バイオマス関連の事業紹介、都市計画の考え方・提案、小さなエネルギーで豊かな暮らしをしていた先人等の知恵を学ぶ等様々な事例や取り組み、考え方の発表と意見交換ができた充実の2時間でした。

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次回ミーティングではさらに事業テーマを絞り込む検討をする予定です。

*松本地域ビジョンは以下のURLでご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuchi/matsuchi-seisaku/kurashi/kaigi/vision.html

写真・文:広報チーム 渡辺

信州大学・経済学部一般教養カリキュラム「資源経済学入門」において、エネットまつもとが担当する第1回目の講座が11月4日(火)開催されました。
[2014.11.06]

信州大学からの要請をうけ、経済学部一般教養のカリキュラム「資源経済学入門」15講座の内、エネットまつもとが計3回の授業を担当します。11月から1月にかけて、毎月1回のペースです。

第1回目の講座は11月4日(火) 12:30-14:30、1年生を主体に、計29名の学生が受講しました。
初回の授業は、エネットまつもと代表の平島安人さんが担当。まず、紙芝居(KP)プレゼンテーションを使い、基礎知識としての地球規模での温暖化問題、異常気象を代表とする気候変動、CO2排出問題等、現在の地球がかかえる資源・エネルギー・環境問題についてと自然エネルギーの基礎知識について講義。

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つぎに、課題を提示「2030-2050年くらいの将来の日本のエネルギー需要の変化」についてグループ討論して各グループで発表してもらいました。なかなか、面白い意見が出てきていました。


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後半はプロジェルターを使った講義に変更して、国のエネルギー需要見通し、原発と日本の電力エネルギーの現状と課題、そして長野県における自然エネルギーの現状や、エネルギーの地産地消、それを通じての地域振興といったことについて講義しました。

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最後に2回目のグループ討議として、少し視点を変えたテーマで「深刻な日本の空き屋問題」の打開策を自由に意見交換。グループで膝をつき合い円卓をつくり、そこに直接意見を書き込む討論法は新鮮でした。

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2時間という限られた時間で、たくさんの知識吸収と体験ができたのではないでしょうか。学生たちに、昨日と違ったものの見方が少しでも生まれるといいなと思います。

(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

11/1 茅野市にて「ロケットストーブ作りWS 」を開催しました。
[2014.11.04]

11月1日、茅野市のアノニム・ギャラリー(http://www.anonym-gallery.com/)でロケットストーブ作りのワークショップを開催しました。
10/24?11/18にかけての展示「美しさはあなたの目の中に」の中の企画として声をかけていただき、それをうけての開催となったものです。この展示のコンセプトは「見立て」。ペール缶を見立ててロケットストーブにすることに共鳴してのお声掛けでした。

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当日はあいにくの雨。でも古民家を改装したアノニムには蔵があり、蔵の軒下を使うことで、雨を気にすることなく各自がマイロケットストーブ作りに取り組み、6台のロケストが出来あがりました。

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当日の様子はアノニム・ギャラリーのブログでも取り上げています。
http://anonymgallery.blogspot.jp/2014/11/blog-post_2.html

ギャラリーオーナーの赤松さんとは、これからも引き続きロケストづくりや他のテーマでのワークショップを行いましょうということになりました。
また、ロケットストーブの常設展示をお願いしたところ快く引き受けていただき、時々使いながら来館者にアピールするとのことで、先日、展示用のロケストを納品しました。

(レポート文・写真 平島)

10/25 原村にて「ロケットストーブ作りWS 」を開催しました。
[2014.11.02]

八ヶ岳や日本アルプスの素晴らしい眺めと、突き抜けるような青空、これ以上ないシチュエーションの中でロケットストーブづくりワークショップを、10月25日に開催しました。
 八ヶ岳中央農業実践大学校で開催された「八ヶ岳まるごと収穫祭」に出展した自然エネルギーネットSUWAの「みんなで、森の炎を、楽しもう第2弾!」の出し物のひとつとして、開催したものです。9月の第1弾に続いてのもので、今回も午前と午後の2回実施、午前は定員+1の6名、午後は5名、計11名の参加者にマイロケストを作ってもらいました。さらに予備に用意しておいた1セット分の部品を所望の方がいて、計12台のロケットストーブがあらたに誕生となったわけです。
 工程の中には、誰かに手伝ってもらったほうが安全に、容易に進めることができるものがあります。そういう場面ではお互いに手を貸したり、互いに作り方を確認しながら進めたり、見ず知らずの参加者が和気あいあいとなっていくのもワークショップのよいところですね。

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(レポート文・写真 平島)