自然エネルギーネットまつもと
  • HOME
  • 設立までの経過・設立趣意
  • 会則・役員
  • お問い合わせ
  • 会員募集・入会申込書

イベントレポート

HOME > イベントレポート
3/20(金)、自然エネルギーネットまつもと&長野県松本地方事務所環境課の第7回ミーティングを開催しました。
[2015.03.21]

自然エネルギーネットまつもと&松本地方事務所環境課
「松本地域ビジョン実現に向けて」
第7回ミーティング
日時:2015年3月20日(金)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

3月20日(金)、松本市市民活動サポートセンターで地方事務所との7回目のミーティングを開催。松本地区で2012年につくられた「松本地域ビジョン」の実現のためにエネットまつもとになにができるかについて、模索するためのミーティングです。今回は前回ミーティングで方向性と事業テーマが決まった、27年度に提案するための環境課との共同事業の内容検討会です。長野県松本地方事務所の環境課から4名、エネットまつもとからは5名が参加しました。

エネットまつもとで絞り込んだ共同事業案「防災拠点への自然エネルギー導入」の内容を検討。公民館事業をターゲットに、主に冬の災害の暖房や暖かい食料の確保を支援できる、自然エネルギーの利用法を実際の器具やワークショップで提案する内容です。

事業提案検討の結果
1. 開催は休日で、公民館事業に携わる皆さんを中心に、一般参加も可とする
2. 持ち帰って各公民館で実行できる情報を提供する
3. 炊き出し等の実演も実施する
4. 実施時期は10月下旬〜11月上旬
等が決定された。

12
34

今後、計画内容・予算の概要プランを地方事務所環境課の方と協働で制作し、事業提案する予定です。

*松本地域ビジョンは以下のURLでご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuchi/matsuchi-seisaku/kurashi/kaigi/vision.html

写真・文:広報チーム 渡辺

3月7日(土)、信州自遊塾との共催で自然エネルギー講座「自然エネルギーの今」を開催
[2015.03.08]

自然エネルギー講座

「原発事故から4年 自然エネルギーの今 ?これからの私たちの生き方?」
日時:2015年3月7日(土) 13:30?16:10(13:00開場・受付開始)
場所:塩尻総合文化センター講堂
参加費:500円(高校生以下は無料)

 講座には予想を上回る約100人が参加。
 塾長である松本猛さんのごあいさつのあと、エネットまつもと平島代表が『信州における自然エネルギーの現状』について説明、出来る事から生活の中に愉しく取り入れていく提案等がありました。

12

 第1部は、松本さんのコーディネートでのパネルディスカッション。パネラーは自然エネルギーを推進し、ご自身でもロケットストーブづくりワークショップを実践している平島さん。柳沢林業社長として山と人間の繋がりの大切さ、『山基準』を伝える原薫さん。太陽光パネル『相乗りくん事業』を通じて、誰もが参加できる仕組みを作った上田市民エネルギー理事長の藤川まゆみさん。松本安曇地区で会社を作り、小水力やバイオマスの事業展開をする、さとやまエネルギー代表の前田仁さん。活動を通じて感じる事や、さらに自然エネルギーが普及するためのヒントが共有されました。
 第2部は、11のテーブルそれぞれに第1部のパネリストも含めたリーダーがつき、日頃実践していること、アイディアなどをグループディスカッション。『非電化で考える豊かな暮し』『ママエネ?暮らしの中でできること?』『手作り太陽光利用』『薪つくりを共同事業体の組織で調達』『自分で作るエネルギー風力・水力…』『お金をかけずに手作り省エネ』『だれでも作れる物置太陽光発電』『オリジナルストーブ?森林エネルギー活用?』『生き方は山が教えてくれました?<山基準>のライフスタイル?』『信頼と自治に基づく小さな社会の幕開け』『市民発電はコミュニティーづくり』

34
56
78
910
10_10

 参加者は興味のあるテーブルで熱心に質問したり、情報交換を行いました。ここで出会った人たちが新たな繋がりを作りながら、自然エネルギーの普及に向けて実践を積み上げていくヒントが、会場じゅうに溢れる機会となりました。「参加して良かったね!」だけでなく、今からすぐ家で取り入れられるものを持ち帰ってもらえて、開催目的も十二分に達成されたと感じました。

(文:田村恵子)

2014年度の第11回学習会開催。今回のテーマは「省エネ節電特集」です。
[2015.03.01]

●2014年度・第11回学習会が開催されました。
日時:2015年2月27日(金)19:00〜20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
1.「省エネ節電特集」
2.「IPCC第5次報告書から:冬の異常気象と地球温暖化」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 2月27日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第11回の学習会が開催されました。
 今回のテーマは「省エネ節電特集」「IPCC第5次報告書から:冬の異常気象と地球温暖化」。
PPTで、家庭の省エネ・節電・エコ活動について3つの視点から幅広く紹介。
1)省エネ・エコ行動
2)省エネ機器
3)住宅の省エネ
◎手作り省エネの紹介
・アルミ蒸着発泡ポリエチレンシートの活用
・凍結防止ヒーターの徹底保温

◎さらに、会員の田口さんから、PPTでの手作り省エネが紹介されました。
トタンの壁を黒く塗装し、外面にポリカーボネート(PC)の波板を貼りつける。
PCの波板は、間の空気の層の効果も加わり、外側の断熱となる。そのため、太陽熱を吸収したトタン壁は、内部に熱を放出して、部屋の中を暖めるものです。

12

後半は、持ち込んだ省エネグッズ、手作り用の材料等を紹介しながら参加者で討議しました。

2部はIPCCレポートからの報告。今回は、頻発する冬の異常気象と、気候変動の関係を解説。
長期的な気温の上昇に加え、海水温の上昇が異常気象の大きな原因となっていること。日本近海で、海水温の上昇が大きく、低気圧の発達、大雨・大雪の増加の一因となっていることなどです。

*詳しくは添付のレジュメpdfをご覧ください。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

2/6(金)、自然エネルギーネットまつもと&長野県松本地方事務所環境課の第6回ミーティングを開催しました。
[2015.02.06]

自然エネルギーネットまつもと&松本地方事務所環境課
「松本地域ビジョン実現に向けて」
第6回ミーティング
日時:2015年2月6日(金)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

2月6日(金)、松本市市民活動サポートセンターで地方事務所との6回目のミーティングを開催。松本地区で2012年につくられた「松本地域ビジョン」の実現のためにエネットまつもとになにができるかについて、模索するためのミーティングです。今回は前回に引き続き、27年度に提案するための環境課との共同事業の検討会です。長野県松本地方事務所の環境課から2名、エネットまつもとからは10名が参加しました。

エネットまつもとで絞り込んだ共同事業案の5項目の発表と検討を通して、3月末の事業概要の提出に向けた準備段階に入ります。
提案項目は
1. 自然エネルギーマップづくり
2. 成果発表会(松本地域ビジョン進捗状況・松本地域の自然エネルギー)
3. 木質バイオマス利用に関する事業
4. 自然エネルギー啓発媒体制作
5. 防災拠点への自然エネルギー導入イベント
いろいろな意見交換の結果、5の防災拠点への自然エネルギー導入イベントを中心に他の項目のアイデアを付加していく方向で会議は終了。
次回ミーティングは絞り込まれた事業テーマの内容を検討する予定です。

12
32

今後、たくさんの意見交換の中から新しいアイデアが生まれ、いろいろな可能性を探ることのできる有意義なミーティングに成長していければ素敵だと考えます。

*松本地域ビジョンは以下のURLでご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/matsuchi/matsuchi-seisaku/kurashi/kaigi/vision.html

写真・文:広報チーム 渡辺

2014年度の第10回学習会開催。今回のテーマは「原発問題を考える(3.11から4年)」です。
[2015.01.31]

●2014年度・第10回学習会が開催されました。

日時:2015年1月30日(金)19:00-20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室
テーマ:
「原発問題を考える(3.11から4年)」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 1月30日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第10回の学習会が開催されました。
 今回のテーマは「原発問題を考える(3.11から4年)」。3.11から4年を迎える今、原発事故の報道も少なくなり、福島以外では徐々に他人事化してきていることはいがめない事実でしょう。政府は原発再稼働をよりよい日本国の実現のために当然必要のごとく提唱しています。
 今回の学習会では、原子力発電の基礎知識と原発事故の内容を学び、原発再稼働の必要性を参加者で今一度考える会となりました。
 きちんとした基礎知識の学習では、「核分裂でできた放射性物質は、放射線と熱を出し続ける。これは物理現象で、人間が止めることは不可能。つまり冷やし続けることしかできない」という重要なことを再認識しました。とにかく、このまま放射性廃棄物が増え続けることは、未来永劫に地球を放射性廃棄物のごみだめにしてしまう可能性があります。処理方法がないのだから。
 学習会後半の講義では、原発問題はエネルギー問題だけでなく、地球環境への影響、生活・健康・安全への影響、国家の安全保障問題、産業や雇用の問題等、多面的な理解が必要なことなど、いろいろな視点から、幅広く、問題点・課題等の解説を受けました。

12
34

 とにかく今こそ原発再稼働の必要性を論点に、市民がエネルギーと未来の環境について考える時だと思える学習会でした。
*詳しくは添付のレジュメpdfをご覧ください。
(レポート文・写真 広報チーム渡辺)