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イベントレポート

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2015年度の第4回学習会開催。今回のテーマは「環境と経済」です。
[2015.08.01]

●2015年度・第4回学習会が開催されました。
日時:2015年7月31日(金)19:00〜20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

今回のテーマは:
「環境と経済」世界経済と地球環境、日本との関係を考える
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 7月31日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第4回の学習会が開催されました。
 今回のテーマは「環境と経済」世界経済と地球環境、日本との関係を考える。講師はエネットまつもと学習会WG代表の宮澤信さん。
 デフレ・インフレなどの経済の基礎知識、地球環境と経済の関係、TPPによるグローバル経済のもたらす環境破壊や農業問題、安倍政権の経済政策などについて、宮澤さんの講座を聴きながら皆で考え意見交換を行いました。グローバル経済が世界を動かす現在、環境経済をどのように普及するかはとにかく難題です。

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 経済発展と持続可能な社会の両立の難しさについて再認識した時間でした。

※詳しくは添付のレジュメpdfをご覧ください。


(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

7/30(木)、地域エネルギーを考える連続ワークショップの第8回目が行われました。
[2015.07.31]

第1回はエネットまつもとの学習会としてスタートした勉強会が「地域エネルギーを考える連続ワークショップ」に発展。エネットまつもとの「MOKUBAの会」もサポートしています。

 第8回のワークショップは、松本市大手公民館にて、さとやまエネルギーの前田さんの進行で「松本市奈川地区木の駅プロジェクト」の計画説明、及び四賀地区の「四賀 木の市」構想の説明を中心に行われました。エネットまつもとのメンバーをはじめ、松本市の環境政策課温暖化対策室、四賀林研グループ、柳沢林業、八十二銀行、信州大学職員、松本市議会議員、さらにオブザーバーとして松本市の再生可能エネルギー事業計画を担当するオリエンタルコンサルタンツの方々等が参加し、意見・情報交換をしました。参加者は全員で12名。

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 2つのプロジェクト(事業)の説明を聞きながらの討議では、森林バイオマスエネルギー事業の資金調達・材料調達の難しさ、行政の関わりと補助金について、複雑に関わるステークホルダーの利害関係、将来的な事業拡大の可能性などについていろいろな立場からの自由な意見交換ができたと思います。

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 次回は事業計画自体についてのワークショップになる予定です。

写真・文:広報チーム 渡辺

7/16(木)、地域エネルギーを考える連続ワークショップの第7回目が行われました。
[2015.07.16]

 第1回はエネットまつもとの学習会としてスタートした勉強会が「地域エネルギーを考える連続ワークショップ」に発展。エネットまつもとの「MOKUBAの会」もサポートしています。
 第7回目のワークショップは、薪ボイラー、チップボイラー導入の現場を視察しながら、ボイラーの基本設計?施工を手がけた「ラブ・フォレスト株式会社」小島社長さんに、直接お話しを聞きました。参加者は全員で14名。

 最初に訪れた導入現場は、池田町ハーブセンターの薪ボイラ(100kW)。1mの薪に対応するイタリア製の薪ボイラーを大きなハーブ温室の暖房用に導入。赤松の松枯れ材を燃料にしてエネルギーの地産地消を目指した施設です。近くには薪割りビニルハウスも設置して地元の労働力の活用も期待。まだ、導入して間もなく今後の課題も検討中だということです。

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 2件目の導入現場は、大峰高原のカミツレ研究所宿泊施設「八寿恵荘」。100kwの乾燥チップボイラー(チップ乾燥機能付き)でお風呂のお湯を供給しています。湯量、湯温はもとより自動で管理されるチップの供給状態や乾燥状態のチェックも遠隔監視ができる安心運用のシステム・設備です。チップの供給も地元の業者に委託しているそうで、地域貢献度も高いボイラーです。

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 見学後、まだ建築されて間もない木の香りが漂う「八恵寿荘」ふれあいの間にて、小島社長さんにボイラー導入のAtoZ講座を開いてもらいました。参加者での意見交換後、自慢のカミツレエキス入りのお風呂も体験できたようです。(私は残念ながら入れませんでしたが)

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 バイオマスボイラー導入の基礎知識や課題、苦労、そして今後など、21年の実績をふまえた貴重なお話しを小島社長さんから伺えてとても有意義な時間でした。

カミツレ研究所 http://yasuesou.com/

写真・文:広報チーム 渡辺

2015年度の第3回学習会開催。今回のテーマは「松本市の次世代交通政策とまちづくり」です。
[2015.07.01]

●2015年度・第3回学習会が開催されました。
日時:2015年6月30日(火)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

今回のテーマは:
地球温暖化の物理・エネルギー計算の基礎
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

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 6月30日(火)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第3回の学習会が開催されました。
 今回のテーマは「地球温暖化の物理・エネルギー計算の基礎」。講師はエネットまつもと学習会WG代表の宮澤信さんによる、エネルギーの単位・計算式・熱についての様々な基礎理論の学習会です。
 太陽の黒点の話をはじめ、地球温暖化の複雑な要因と様々な計算による仮定はとても興味深い話でした。私にとっては知らない言葉も多く、詳しい計算式などはさすがに理解できない部分が多かったですが、ヒートポンプでつくる熱の効率の良さ、対流や放射熱の話などは日常の生活の工夫と向上に役立つ知識でした。

*詳しくは添付のレジュメpdfをご覧ください。

(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

6/18(木)、地域エネルギーを考える連続ワークショップの第6回目が行われました。
[2015.06.28]

第1回はエネットまつもとの学習会としてスタートした勉強会が「地域エネルギーを考える連続ワークショップ」に発展。会員の前田仁さん(さとやまエネルギー(株)代表)を中心に、信大の先生、行政や金融機関の方も参加しての市民講座型のワークショップです。3〜6回は信州大学の人文学部准教授の茅野先生が講師のワークショップです。エネットまつもとの「MOKUBAの会」もサポートしています。

 第6回のテーマは「自治体と住民が取り組むべきことを考える」。茅野先生の講義の最終回です。
 前半は、自治体が再生可能エネルギーの地域経済効果と地域付加価値を評価し支援する上で、できうる手法について学びました。条例や基本計画に等の「計画的手法」、強制力のある法規制による「規則的手法」、そして「経済的手法」。カナダの経済的手法、秋田県鹿角市の地産地消型需要家PPS「かづのパワー」などの事例にもふれました。
 事例の最後に、独自の自治体制をもつ飯田市の全国的に注目され続けている「地域自然エネルギー条例」とおひさま進歩について教授いただきました。

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 後半の恒例のグループディスカッションでは、今回も4つのテーブルごとに松本市の歴史性をふまえたエネルギー自治のあり方について「行政ができること・すべきこと、市民がすべきこと・できること」についていろいろな意見交換を行い、各グループごとに発表。難しいテーマでしたが自分には思いつかない意見も聞くことができ、とても勉強になりました。

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 茅野先生の講座はたいへん聞きやすく、毎回興味深い内容でした。またの機会があることを期待したいです。

写真・文:広報チーム 渡辺