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イベントレポート

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10月27日(火)、松本市四賀地区の会田中学校で公開授業「ぼくらのエネルギー・自然エネルギー」を開催しました。
[2015.11.08]

平成27年度『緑の募金公募事業 四賀の未来につなぐ里山事業』の一環として四賀林研グループ主催、自然エネルギーネットまつもと共催で松本市立会田中学校公開授業が昨年に引き続き10月27日に開催されました。
●日時:2015年10月27日(火)13:30?15:30
●対象者:松本市立会田中学校全校生徒約107名及び一般参加者
●参加費:無料
◎主催:四賀林研グループ
◎共催:自然エネルギーネットまつもと
◎協力団体:中信地区環境教育ネットワーク
◎後援:松本市、松本地方事務所林務課

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●授業のテーマ
「ぼくらのエネルギー・自然エネルギー」
◎1時限目は多目的教室にて3名のエネット会員講師による聴講授業。
1.「自然エネルギー入門」講師:宮澤 信(学習会WG代表)

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2.「小水力発電について」講師:月岡通孝(自然エネルギーネットまつもと 副代表)

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3.「ソーラーハウスに暮らす」講師:手塚 翼(太陽光WG代表)

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◎2時限目は校舎裏と学有林に4つのブースを設けての実演体験授業。
1. エアロバイク発電・マイクロ水力発電の体験ブース

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2. ソーラーパワー体験ブース

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3. 竹炭焼き体験・ロケットストーブ体験ブース

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4. 薪作り体験ブース

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1時限目は、3名の講師から、「宇宙船地球号的な考え方をもとにした持続可能な未来と自然エネルギーの取り組みの重要さ」、「小水力発電の取り組みの実際」、「ソーラー発電機を使った簡単な実験を交えたソーラーハウス」の話をたっぷり聞いた後、校舎裏の学有林で自然エネルギーを使った機器や道具の実演体験。非電化工房の赤羽さんに協力して展示してもらったソーラー乾燥機やソーラークッカーなどのここでしか見られない手作り機器、ほとんどの生徒が初めてという薪割り体験、竹炭焼き体験、エアロバイク発電機での発電体験など、短時間でしたが生徒達にとっては記憶に残る体験になったと思います。

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(文・写真 広報チーム渡辺)

10/24(土)茅野市の「高原の都市エコフェスタ2015」でウッドガスストーブづくり講習会を開催。
[2015.10.31]

 10/24に茅野市民館で開催した高原の都市エコフェスタ2015で、ウッドガスストーブづくり講習会が行われ、自然エネルギーネットまつもと代表の平島が講師として招かれ参加してきました。もう1人の講師としてエネットまつもと通信「action5」の表紙を飾ってくださった中野あやさんが参加。
*action5 https://www.enet-matsumoto.net/news/index.php?p=4

 15名(15台)の定員はまたたくまに満員、関心の高さを実感しました。
 まずウッドガスストーブやロケットストーブの原理や構造を説明。二次燃焼の重要性や効果を頭に入れ、いざ製作です。
 中野さんの入念な準備と製作指導のもと、参加者は同じテーブルの人たちと相談したり、助け合いながら順調に作業をこなしていきます。こういった工作は初めてという女性も何人かいましたが、初めてとは思えない手際でマイウッドガスストーブを完成させていました。

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 全員が完成させたところで、ウッドガスストーブとロケットストーブの燃焼実演。どうやって使うのか、火を点けるのかを実際に見てもらいました。煙を出さずに、ゆらゆらとやさしい二次燃焼の炎は、参加者のハートにも火を点けたのではないでしょうか。ロケットストーブ実演では、1分とかからず火口から勢いよく炎がゴーッという音とともに吹き出すさまに驚きの声が上がり、ロケットストーブも作りたいとのリクエストをいくつも頂戴しました。

(文・写真 平島安人)

10/29(木)、松本市の「再生可能エネルギー地産地消推進計画」を考える連続3回のワークショップの第2回目が行われました。
[2015.10.31]

日時:10/29(木)19:00?21:00
場所:松本市大手公民館 視聴覚室
 第2回目は松本市環境政策課温暖化対策室、金融機関の方々、エネットまつもとのメンバー、そして信州大学人文学部の政策科学の茅野先生が参加。
 まず、エネットまつもとの2014年度の松本地方事務所と取り組んだ「松本地域ビジョン・自然エネルギーの普及拡大」についての報告による情報の共有化から始まりました。さらに、松本市の地産地消推進計画の出発点と現在考えているビジョンについても発表いただき、こちらも共有化を図りました。

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 茅野先生からは以前のワークショップで取り上げた、「5つの自治体の政策手法の例につて」のおさらい講義を受けながら、今考えなければいけない計画を前に進めるために必要な事柄について参加者で検討しました。
 エネルギー自立地区創生、都市部の省エネルギーな暮らし住宅、空き家問題とエネルギー、集合住宅の省エネルギー政策など、単に自然エネルギーの普及だけが今回の計画では無い、といった意見も多数出されました。

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 未来を考えた、これからの地方都市での豊かさ、つまり松本市が考えるクオリティーオブライフがどこを向いていくのかが問われる政策になりそうな気がします。

 最終回の第3回は11/11(水)、参加者からさらに具体的な計画案の討議を実施する予定です。

写真・文:広報チーム 渡辺

2015年度の第7回学習会開催。今回のテーマはデジタル地球儀「触れる(さわれる)地球」です。
[2015.10.26]

●2015年度・第7回学習会が開催されました。
日時:2015年10月22日(火)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

今回のテーマは:
デジタル地球儀「触れる(さわれる)地球」〜そのコンセプトとコンテンツ〜
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 10月22日(火)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第7回の学習会が開催されました。
 今回のテーマはデジタル地球儀「触れる(さわれる)地球」?そのコンセプトとコンテンツ?。講師は学習会WG代表の宮澤 信さん。
 今夏、長野県環境保全協会が導入し、県内各地のイベント等で使われている「触れる(さわれる)地球」。今までに、長野、中野、安曇野の環境フェアに登場し、知名度は上がりつつありますが、「何に使うの?」「何が入っているの?」「何ができるの?」という声が多く、今後の活用のために、そのコンセプトやコンテンツを整理して紹介してもらいました。

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 びっくりなのはそのコンテンツの多さ。ただ、実際を見て、触ってみないとその素晴らしさは実感できそうもない。機会があれば「触れる(さわれる)地球」の実物をぜひ見たいと感じました。

(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

10/15(木)、松本市の「再生可能エネルギー地産地消推進計画」を考える連続3回のワークショップの第1回目が行われました。
[2015.10.18]

日時:10/15(木)19:00〜21:00
場所:松本市大手公民館 視聴覚室
 第1回目は松本市環境政策課温暖化対策室、事業計画を担当するオリエンタルコンサルタンツ、金融機関の方々、エネットまつもとのメンバーが参加。これまでの市での進め方を説明いただき、ビジョンや、現状の課題の共有をするワークショップ。
 まず市から計画の進行状況とこれからの説明を受け、次にオリエンタルコンサルタンツより策定資料となる松本市の賦存量調査の結果の報告を聞きました。参加者からは地域ごとの賦存量特性について、その算出方法についての質問が多数出されました。

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 3つ目の情報共有として、市民1000人、事業者500人を対象としたアンケート調査結果の報告を受けました。回収率が40%と低いこともあり、その集計結果の考察をどう考えるか、また再生可能エネルギーの普及と市民生活、地域の活性化など多岐に及ぶ意見交換が行われました。

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 今回のワークショップでは、太陽光の発電の世帯普及率が6%であること、27年度中に小中学校全校に太陽光発電システムが整備されることなど(公民館への普及も進んでいる)、松本市の再生可能エネルギーの普及の現状や現在取り組まれている計画についても情報共有がある程度できたと思います。
 
 第2回は11/25(水)、信州大学人文学部准教授の茅野先生が参加進行するワークショップを予定。エネットまつもとから今までの活動についての報告も予定しています。

写真・文:広報チーム 渡辺