自然エネルギーネットまつもと
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イベントレポート

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10月3日(土)・4日(日)、あがたの森文化会館で開かれた「市民活動フェスタ2015・ぼくらの学校」に今年も出展しました。
[2015.10.04]

エネットまつもとは他のエコ・環境系グループのみなさんとともに、一室を借りて展示ブースを設営。会場にたくさん訪れるご家族、特に子どもたちのために、毎年恒例の発電エアロバイクによる発電体験、アメリカ合衆国、中国、日本の一人あたりの1日のエネルギー消費量順位をかばんを持ち上げて当てる『持てるかな?エネルギーのかばん!』クイズ、そして「ロケットストーブ」「ウッドガスストーブ」の展示と説明などが今年のブース内容です。

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 特に、発電エアロバイクは毎年、大人気!発電体験を楽しむ子どもたちの笑顔が印象的でした。手作りギア好きなお父さんの興味は今年もロケットストーブ。「作ってみたい」、「ワークショップはいつですか?」等の声が飛び交いました。エコな暮らしを思考するご家族にたくさん来場いただきました。感謝いたします!

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(レポート文・写真:広報チーム渡辺)

2015年度の第6回学習会開催。今回のテーマは「文明の衝突」です。
[2015.09.27]

●2015年度・第6回学習会が開催されました。
日時:2015年9月25日(金)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

今回のテーマは:
「文明の衝突:文明と地球環境問題からみた世界と日中問題」
担当講師:宮澤 信さん(学習会ワーキンググループ代表)

 9月25日(金)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第6回の学習会が開催されました。
 今回のテーマは「文明の衝突:文明と地球環境問題からみた世界と日中問題」。講師は学習会WG代表の宮澤 信さん。
 前半は、1990年代にアメリカの政治学者のサミュエルPハンティントンが提唱した「文明の衝突」という考え方を前提に、環境問題と文明について考えました。イースター文明を代表とする環境破壊によって滅亡した文明、反対に循環型社会によって長い間繁栄した古代エジプト文明を例に、循環型社会の重要性を学びました。また、森林破壊が文明を危機に追いやることの重要性についても考えました。
 後半は、今や世界の環境問題、食糧問題に多大な影響を及ぼしている中国について、いろいろなデータを分析しながら考えてみました。人口世界一(世界の1/5)、石炭の生産&輸入世界一、窒素肥料生産量世界一、豚・鶏・羊の飼育数世界一、硫黄化合物排出量世界一、フロンの排出量世界一、二酸化炭素の排出量世界一なのが現在の中国です。

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 最後は恒例の意見交換を行いましたが、やはりグローバル経済一辺倒の政治では、未来に不安ばかりがつのるという意見が参加者の共通認識でした。地域での循環型社会を今後も考えていきたいと思うばかりです。

※詳しくは添付のレジュメpdfをご覧ください。


(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

8/27(木)、松本地方事務所主催の地域防災力セミナーに出展参加しました。
[2015.08.27]

 8月27日(木)の午後、松本合同庁舎講堂で開催された松本地方事務所主催の「自助・共助で高める市域防災力セミナー〜大地震に備える〜」に、ロケットストーブをはじめとした災害時に役立ちそうな自然エネルギーツールを展示出展。非電化工房松本支部の赤羽さんにも協力いただき、ソーラーフードドライヤー・クッカーやオフグリッドの小型ソーラー発電機器をあわせて展示しました。

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 セミナーの前半は、信州大学の大塚教授の講演。「長野県の地質条件と地震災害〜活断層が作った生活の場〜」のお話しはとても興味深いものでした。(セミナー後半は松本地域の自助・共助の取り組みの事例発表)

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 セミナーに集まった、各地区、行政の防災担当のみなさんは、展示の自然エネルギーツールに興味津々。セミナーの休憩時間・終了時にはたくさんの質問が飛び交いました。ぜひ、「ロケットストーブのWSを兼ねた防災イベントをやりたい」という方もいらっしゃいましたし、展示参加の啓発効果は上々でした。

※詳しくは
松本地方事務所ブログ「来て!観て!松本『彩』発見!」をご覧ください。
http://blog.nagano-ken.jp/matsuchi/other/8069.html

★ロケットストーブの作り方は添付pdfをご覧ください。


写真・文:広報チーム 渡辺

2015年度の第5回学習会開催。今回のテーマは「霞沢川砂防ダムの問題」です。
[2015.08.26]

●2015年度・第5回学習会が開催されました。
日時:2015年8月25日(火)19:00?20:30
場所:松本市市民活動サポートセンター会議室

今回のテーマは:
「霞沢川砂防ダムの問題」
担当講師:田口康夫さん(渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える水と緑の会・砂防専門部)

 8月25日(火)、松本市市民活動サポートセンター会議室で第5回の学習会が開催されました。
 今回のテーマは「霞沢川砂防ダムの問題」。講師はエネットまつもと運営委員でもあるの田口康夫さん。
 学習会が始まった年から田口さんの専門の砂防ダム問題を、エネットまつもとでも長く学習してきました。今回は、朝日新聞にもクローズアップされた「霞沢川砂防ダムの問題」の実際を、取材を受けた田口さん本人から報告を受けるものでした。
 渓流環境および川の機能全体を蝕む砂防ダム。反面ダムの効果は最近の河川災害をみても予想を下まわるものばかりです。膨大な予算をつぎ込んで120年間作り続けてその整備率は22%、初期につくられたダムは崩壊しつつあります。そして、2006年から作り続けている問題の霞沢川砂防ダム、毎年作業道路を作っては、大雨で崩壊、また作り直すを繰り返すのみで当初予算以上を使ってしまっている現状、という報告を聞き本当に悲しくなるばかりです。
 ヨーロッパではこの日本の砂防事業の問題点を検証して木材による循環型のダムづくりをじっせんしているという、うらやましい話も追い打ちをかけます。

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 霞沢川の上流にある渓谷部(ゴルジュ)は本当に美しく、大水で出る土砂を谷自体が調整する「自然の砂防ダム」だという。もはや、霞沢川の砂防ダムは必要ないのではと思うのは自然なことだと思います。

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 最後に田口さん達が推進している、大きなメリットがある砂防ダムのスリッド化の話で締めくくられた今回の学習会はとにかく考えることがいっぱいでした。

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(レポート文・写真 広報チーム渡辺)

8/20(木)、地域エネルギーを考える連続ワークショップの第9回目が行われました。
[2015.08.22]

第1回はエネットまつもとの学習会としてスタートした勉強会が「地域エネルギーを考える連続ワークショップ」に発展。エネットまつもとの「MOKUBAの会」もサポートしています。

 第9回のワークショップは、松本市大手公民館にて、さとやまエネルギーの前田さんの進行で信州大学の茅野先生からの今までのワークショップの総括論点メモを紹介。(茅野先生は欠席) 
 今回のワークショップもエネットまつもとのメンバーをはじめ、松本市の環境政策課温暖化対策室、柳沢林業、金融関係者、さらにオブザーバーとして松本市の再生可能エネルギー事業計画を担当するオリエンタルコンサルタンツの方々等が参加。
 論点メモ紹介の後は、バイオマスエネルギーのプロジェクトをより良くす進めるために必要な「情報や目的を共有するために多くの人に集まってもらう方策」について参加者でランダムな討議をしました。

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 ワークショップ最終は、「松本市再生可能エネルギー地産地消推進計画策定」についての紹介もありました。今期から来期にかけての松本市の取り組みの考え方についての話を聞きました。

写真・文:広報チーム 渡辺